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瓶割山の草刈り-223-07-28撮影
蒲生野トレイルの瓶割山エリアの草・笹・雑木などが茂っており、藪漕ぎが必要になる一歩手前の状態になっていた。秋口にかけてさらに悪化する事が予想されるため、7月26日から28日にかけて草刈りをおこなった。
二の郭の手前までの登山路
二の郭とその周辺
登り口ゲートまわり – 2023年7月17日撮影
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雪野山の登山口・分岐点付近 – 2023年7月
ベンチやフェンスに設置したマップの劣化などを確認。
女坂から安妃山への分岐点付近 – 2023年7月16日撮影
登りながら撮影
道筋は、ベンチが設置されているあたりまで良好な状態に保たれているが、そこから先はブッシュ化している。ベンチに設置したマップは退色し、テープもはがれている。
下りながら撮影
登り口ゲートまわり – 2023年7月17日撮影
ベンチに設置したマップ以外はほぼ実用的な状態を保っている。
道筋をのぞいてみると、ブッシュ化寸前の状態。
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観音寺騒動|捨てきれない3月勃発説
Web上では後藤賢豊が謀殺された観音寺騒動の勃発は、永禄6年(1563)10月1日が通説として定着していますが、「10月ではなく3月」説も根強く残っています。複数の古文書に3月勃発の記載があり、賢豊の本拠地である中羽田町に3月勃発説を裏付けるかのような風習が、最近まで残っていたようです。それは、賢豊の死を悼み「3月節句の行事は一切行わない」というものです。
これについては、冊子「八日市市の昔ばなし-孫にきかせる」で紹介されています。もしこの風習が古くから受け継がれてきたものであったとすると、3月勃発説の信憑性を裏付ける、根拠の一つになるのではないでしょうか?以下、古文書に記された観音寺騒動勃発時期の一覧を、「近江後藤氏系図の仮説的再構築」から引用させていただきました。
文書の成立 文書の名前 騒動の勃発 永禄6年(1563) 厳助往年記 永禄6年10月 元亀 3年(1572)頃 兼右卿記 永禄6年10月1日 天正末期(1590-1592) 足利李世記 永禄6年 寛永10年(1633)頃 氏郷記 永禄6年3月15日 寛永15年(1638)以前 勢州軍記 永禄6年3月 明暦2年(1656) 江源武艦 永禄6年3月23日 延宝6年(1678)以前 長享年後畿内兵乱記 永禄6年10月1日 元禄3年(1690)以前 永禄以来年代記(年代記抄節と同じ) 永禄6年10月1日 元禄8年(1695) 蒲生軍記 永禄6年3月15日 元禄年間(1688-1701) 浅井三代記 永禄7年3月23日 宝永年間(1703-1711) 続応仁後記 永禄6年春 享保19(1734) 近江輿地史略 永禄6年3月23日 安永年間(1772-1781) 端石年代雑記 永禄6年10月11日 明治35年(1902) 氏郷記(再校) 永禄6年3月15日 この一覧を見る限り、勃発した年に近い文書では、通説通り10月とするものが多いようです。しかし、「氏郷記」をはじめ、3月とする文書も多く、安易に3月説を捨て去ることはできません。
また、初出の「厳助往年記」は作者である厳助が自らの日記をもとに、賢豊が殺されたとされる永禄6年に文書化したものであり、一次情報に極めて近いものとして評価できます。この文書の写本が国立公文書館デジタルアーカイブ に載せられています。厳助往年記:国立公文書館デジタルアーカイブ から引用
賢豊が殺されたとされる永禄6年の出来事は、この閲覧データ末尾の 117-120ページに収められています。観音寺騒動については、7月18日の日付の欄(119ページ後半)に「江州観音寺城滅却及乱事」という記載が見られます。尤もこれは、観音寺騒動が起こった日というよりはむしろ、伝え聞いた一連の騒動を記した日と捉えた方がよさそうです。もしそうだとすると、10月に入る2カ月以上も前に騒動が起こっていた事になり、10月説とは符合しません。騒動勃発の時期については、未だに情報が錯綜しており、コンセンサス形成までの道のりは長そうです。
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追手道筋の2010年の姿
2009年の秋頃に緊急雇用対策の予算700万円で、追手道筋と川並参道沿いの目賀田郭が整備が行われました。これにより、一部のマニアしか通る事ができ無かった追手道が万人のものとなり、大石垣や木村郭、扉石の郭などを容易に見学できるようになりました。またこの伐採は大変丁寧に行われており、整備方法のお手本にもなります。
篝場上の郭あたりから大石垣まで
木村郭
女郎岩から扉石郭
池田郭の虎口に入る、急な坂道(扉石郭への分岐点から上)
池田郭から平井郭まで
目賀田郭付近(これは追手道沿いではありません)
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観音寺城の本谷筋(推定大手道)の様子
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瓶割山210407
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冊子2021参考画像
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冊子2021
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瓶割山:二の郭あたりの伐採